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石材店の選び方

指定石材店制度について

民営墓地では、現在ほとんどの霊園・墓地で石材店が指定される「指定石材店制度」が採用されています。霊園開発をする際には、通常石材店をはじめとする複数社の資本が入っていて、資金や管理・運営ノウハウを提供しているのですが、その代わりとして協力した会社は墓地を販売する権利を得ることができるのです。

霊園見学に行く際に、チラシやホームページをプリントアウトしたものを持参すると、印字された石材店に自動的に決定するしくみになっています。
もしチラシなどを持参せずフリー見学に行った場合には、霊園の入り口付近にある待機場所で、スタンバイしていた石材店が順番に対応することになっています。

指定石材店制度は、一定の条件をクリアした石材店のみが施工に携わることができるというメリットがある反面、基本的には一度石材店が決まると、ほかの石材店への変更ができないなど気軽にあちらこちらの霊園見学へ行きにくいという状況になっていて、お墓を買い求める側からすると合点がいかない部分も多いでしょう。もし決められなかったり納得ができない場合、一旦は保留にして個人情報は表に出さず、他社を比較検討してから決定することも可能です。

寺院境内墓地の場合も石材店が指定されている場合があります。そのため墓地を選ぶときには、同時に指定石材店の情報もチェックしておきましょう。

材店を選ぶときのポイント

石材店はお墓を建てるだけではなく、納骨する際やメンテナンスをする際もお付き合いすることになりますので、信頼できる業者を選びたいものです。選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

地域の事情に精通していること その土地の風土にあった石の選定、地質に合った工事をしてくれます。場合によっては液状化対策、地盤沈下防止などの基礎工事が必要でしょう。霜が多く発生する地域では、霜で墓石が浮き上がってしまうこともあります。地元に密着した石材店、石の展示場を持つ石材店などは、長年にわたって信用商売をしてきた証でもあり安心度が高いと言えるでしょう。

保証書を発行していること

墓石の品質や基礎工事の良し悪しを素人が判断することは難しいので、保証書のような形できちんと明示されていると安心です。全優石や日本石材産業協会などの業界団体に加入してるかどうかも目安になります。

アフターサービスの体制

最近のお墓は80%以上が輸入石材を使用しています。加工まで海外で行っている場合もあり、石のプロがいなくても、石材店を名乗る業者は少なくありません。このような業者はアフターフォローの体制が十分でないケースもあり注意が必要です。これまでに手がけたお墓や工事中のお墓を見に行って説明を聞いたり、お墓に対する考え方を聞くなどして、長年にわたってお付き合いすることができるか判断します。

「見積書」「図面」の提示

価格が明示された見積書はもちろん、石種やデザイン、仕様、納期、彫刻などが明示されいてるかどうか確認します。最近はCADや3Dグラフィックを使った図面を用意する業者も増えてきました。(規定墓の場合は図面を作成しない場合もあります)。

親身に対応してくれる

お墓を探している人の中には、大切な身内を亡くしたばかりの方もいらっしゃいます。心に大きなストレスを抱えた人に対し、どのような接客で望んだら良いか、会社全体で取り組んでいる石材店もあります。実際には強引な接客で仕方なく決めてしまう人も多いのですが、後々お付き合いすることを考えたら、気持ちのよい接客でわかりやすい説明をしてくれる石材店にお願いするほうが賢明です。

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